今回はトランスフォームピボットポイントについて解説します。
トランスフォーム座標と組み合わせて使うものなので、分からない場合は以下の記事で説明しているので、先に理解しておいてください!
トランスフォームピボットポイントとは
トランスフォームピボットポイントとは、スケール・回転の中心となる場所のことです。
そして、使えるトランスフォームピボットポイントは5個あります。
トランスフォームピボットポイントの使い方
トランスフォームピボットポイントはまず5つの使い方がありますが、そこから選択する必要があります。
ウィンドウの上にメニューを選択できる部分があるのでそこから選びます。
![Blender トランスフォームピボットポイント メニュー](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-06-1024x604.png)
以下の5つがメニューです。
![Blender トランスフォームピボットポイント メニュー](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-00.png)
バウンディングボックスの中心
バウンディングボックスとはオブジェクトが入りきる四角形です。
その中心はオレンジ色のポイントです。
![Blender トランスフォームピボットポイント バウンディングボックス](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-08.png)
なので、複数選択した場合は、その真ん中である部分がスケール・回転の中心になります。
![Blender トランスフォームピボットポイント バウンディングボックス](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-01.png)
3Dカーソル
3Dカーソルを選択すると、3Dカーソルがある部分を中心にスケール・回転します。
複数のオブジェクトを選択した場合も同じです。
3Dカーソルに関して詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてください。
![Blender トランスフォームピボットポイント 3Dカーソル](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-02.png)
それぞれの原点
それぞれの原点はオブジェクトの原点を中心にスケール・回転します。
複数選択した場合は、それぞれ別々にスケール・回転します。
![Blender トランスフォームピボットポイント それぞれの原点](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-03.png)
中点
中点は複数のオブジェクトを選択した場合によく使います。
複数のオブジェクトの原点の真ん中が中心になります。
![Blender トランスフォームピボットポイント 中点](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-04.png)
アクティブ要素
アクティブ要素はアクティブオブジェクトの原点を中心としてスケール・回転します。
アクティブオブジェクトについて知りたい方は以下の記事にも書いてあるので読んでみてください。
![Blender トランスフォームピボットポイント アクティブ要素](https://makit-real.com/wp-content/uploads/2024/01/transform-pivot-point-05.png)
以上、トランスフォームピボットポイントの使い方でした!
モデリングの中心になる知識なので、是非覚えてください!
では、本日もお疲れ様でした!