法線(面)の向きごとに色を調整したいと思ったことはありますか?
ノーマルノードを使えば、法線(面)が斜め上を向いているものだけ色を変えたいなどの調整ができるようになります。
ノーマルとは
ノーマルという言葉は法線とも呼ばれていて、簡単にいうと面の向きだと思ってください。
ノーマルノードはその面の向きによって色を調整できるノードです。
ノーマルの使い方
では早速、ノーマルの使い方を説明していきます。
ノーマルノードは出力が2つあるので、1つずつ見ていきます。
出力がノーマルのとき
まずはテクスチャ座標のノーマルをノーマルノードにつなぎます。
7を押して、上からの視点に切り替えましょう。
すると、以下の画像のように青が出力されるはずです。
何故青が出力されたのかというと、画像の赤枠内にある球も上からの視点を表していて、その白い部分がZ軸のプラス側を向いているからです。
写真の矢印でもお分かりいただけるかもしれません!
Z軸のプラス側が何故青になるのかが分からない方は以下の記事のノーマルの部分を読んでみてください!
球の白い部分を変更するのは簡単で、赤枠の球をドラッグするだけです。
球の白い部分がX軸プラスを向いているなら赤、Y軸プラスを向いているなら緑が出力されます。
出力が内積のとき
出力が内積のときは、RGBでは出力されません。
白黒の情報のみになります。
なぜ白黒情報のみになるのかが気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
内積では、赤枠の球の白い部分が光が当たる方向を示していると思ってください。
デフォルトだとZ軸プラス側から光が当たった感じになりますね!
では、赤枠の球をドラッグして白い部分を変更してみましょう。
光がどこから当たるかを調整しているのに近いですので、ご自身で試すと感覚的に理解できると思います!
まとめ
ノーマルノードは法線(面)の向きによって色を調整できるノードでした。
出力はノーマルと内積の2つがあり、両方ともノード内の球の白い部分で調整するものでしたね。
以上、ノーマルノードの使い方解説でした。
本日もお疲れ様でした!