今回はサブディビジョンサーフェスを使っている人なら知っておきたい、クリースについて解説します。
サブディビジョンサーフェスを使っているときに、「ここは丸めなくて良いのに…」と思ったことはありませんか?
クリースを使えばそれが解決できるはずです。
では、早速行ってみましょう。
クリースとは
クリースはサブディビジョンサーフェスを使ったときに、形を維持したい部分の辺を選択して適用するものです。
クリースを適用することで、適用された部分はサブディビジョンサーフェスの影響を少なくすることができます。
クリースの使い方
クリースの使い方は簡単で、クリースを適用させたい辺を選択して、Shift+Eです。
例えば、以下の写真のように、立方体にサブディビジョンサーフェスを適用させたとします。
3を適用した場合は、立方体も丸まって球体になります。


ここで、編集モードに移動して上の4つの辺を選択します。

辺を選択している状態でShift+Eを押してマウスを動かします。
マウスを動かすと左上の数字が変化するので調整してみてください!

ちなみに1がマックスです。もとに戻したい場合はShift+Eを押してから、-1を入力すればOKです。
これで、上の辺の部分の形だけは球体とは違う形になりましたね!
これがクリースの機能です。
オブジェクトモードに戻ってサブディビジョンサーフェスを適用すると、この形を維持した状態で頂点数を増やすことができます。


以上、クリースの使い方の解説でした。
サブディビジョンサーフェスをよく使う人は是非覚えてください!
頂点数を増やして滑らかにしながら、維持したい形がある時はよく使うはずです。
では、本日もお疲れ様でした!

